花と犬、日々のこと、そしてPhoto


by kazabana_am
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カテゴリ:Book( 26 )

夏の名残り

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今日は夏のような日差し、気温。久しぶりに暑くて暑くて、冷たいものをたくさん飲んでしまいました。Jの美容院予約が1時だったので、J君、暑くてはぁはぁ言いながら歩いていました。2時に終わって帰ってきたら、疲れたようでずーっとお昼寝。午後はフォーレのCDを聴きながら、のんびり過ごしています。
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Photo Lessonのお友達、marble*さんも絶賛していらした、桐島かれんさんの「ホーム・スイート・ホーム」はかれんさんの文章とご主人の写真家上田義彦さんの写真がとても素敵な本です。お母様の桐島洋子さんの「骨董物語」もとても素敵。
by kazabana_am | 2011-09-10 17:03 | Book

連作「地震のあとで」

昨日読んでいた村上春樹さんの短編集「神の子どもたちはみな踊る」は、連作「地震のあとで」その1~その6として「新潮」に掲載されたようです(その6は書き下ろし)。どの作品にも心の中の闇、喪失感が描かれていますが、書き下ろしされた「蜂蜜パイ」は希望を感じさせるようなとても心に沁みる終わり方でした。

連作その5「かえるくん、東京を救う」の中の、「ニーチェが言っているように、最高の善なる悟性とは、恐怖を持たぬことです。」という一節が印象に残りました。

最近Jは地震警報に過剰に反応します。
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by kazabana_am | 2011-04-21 23:04 | Book

桜の後に

お天気が良かったので、ランチタイムに「秘密の花園」に行ってみました。チューリップがたくさん咲いていたのですが、今日は白い花がとても印象的でした。
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急に、そして久しぶりに村上春樹さんの小説が読みたくなりました。
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阪神・淡路大震災の後に書かれた6つの短編集。今読むのはつらいかもしれなと思いつつ、1行1行じっくりと読んでいます。短編集の冒頭に引用された、ゴダールの「気狂いピエロ」からのセリフも心に残りました。

*****
<ラジオのニュース>米軍も多大の戦死者を出しましたが、ヴェトコン側も115人戦死しました。
女「無名って恐ろしいわね」
男「なんだって?」
女「ゲリラが115名戦死というだけでは何もわからないわ。一人ひとりのことは何もわからないままよ。妻や子供がいたのか?芝居より映画の方が好きだったか?まるでわからない。ただ115人戦死というだけ」
*****

亡くなられた方々おひとりおひとりに、今まで生きてきた人生があり、未来があった。大切な家族があり、良い友達がいた。仕事があり、趣味があった。春が来るのを楽しみにしていた。そういうことを忘れずに、毎日毎日を大切に生きていかないといけないと思っています。
by kazabana_am | 2011-04-20 20:43 | Book

日曜日の晩の読書

昨夜は、夕方「ブーリン家の姉妹」というヘンリー8世と2番目の妃アン・ブーリン(エリザベス1世の母)の映画を観て、ちょっと怖くなってしまったので、気持ちを明るくするために楽しい本を読みました。
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昼間本屋さんをぶらぶらしていたら、派手な色の表紙、よーく見たら、プードルの耳の毛がピンク!何この本!と思って通り過ぎようとしたのですが、つい手に取ってページをめくって読み始めたら面白くて買ってしまいました。ドゥマゴ文学賞や芥川賞、谷崎潤一郎賞等数々の文学賞を受賞されている町田康さんの書いた「スピンク日記」という本でした。町田さんの本は1冊も読んだことがなく、確か猫好きの方だったように思ったのですが、スタンダード・プードル2頭と暮らしている愛犬家でもありました(猫ちゃんは2階に住んでいるようです)。この本はスピンクというプードルが語っている本なんです。とってもとっても面白くて、夕飯の後読みだしたら止まらず、「おもしろ~い。」と大笑いしてしまいました。
「うるさくて起きてしまいましたよ。」 J
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そうなんです。大笑いしたため、廊下で眠っていたJは何事かと思って、飛んで来ました。
裏表紙を見たら、家にあるギターとそっくりなギターが。
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今、このギターのオーナーがまだ帰って来ていないので、同じギターなのかわからないのですが、私の眼には全く同じギターに見えます。(ギターオーナーに確認したら、同じギターじゃないかなということでした。)

トイプードルではなく、スタンダードプードルを初めて見た時、あまりに大きくてびっくりしました。スタンダードプードルは大型犬だったんですね。プードルの脚、かわいい♪
by kazabana_am | 2011-02-28 20:39 | Book

吉行和子さんのエッセイ

一昨日ボレロのことを書いたら、「私もボレロが大好きですよ」とおっしゃる方が何人もいらっしゃいました。ボレロはいろいろな演奏があって、私のiPodにも、山下洋輔さん、ラリー・コリエル、それになんとジェフ・ベックのボレロが入っていました。どれもそれぞれ素晴らしい演奏です。ジェフ・ベックのボレロは好き好きだと思いますが。。。あー、でもジェフ・ベックのボレロも面白いですよ。確かにボレロなんだけど、音はジェフ・ベックなんです。なんていうと、私のまわりのジェフ・ベックファンの人々に、「わかったようなこをと言って」と笑われると思いますが。

先日、吉行和子さんのエッセイを読んでいたら、山下洋輔さんのボレロのことが書いてありました。吉行和子さん、富士真奈美さん、それに亡くなった岸田今日子さんは3人仲良しで、山下洋輔さんの追っかけ三人組だったのです。このエッセイは、本当に面白くて、一気に読んでしまいそうなのですが、毎日大切に大切に読んでいます。お母様のあぐりさんのこと、亡くなったお兄様の吉行淳之介さん、妹の理恵さん、そしてお父様のエイスケさんのこと、舞台、映画、本、旅行のことと盛りだくさんのどれも大変興味深いお話です。
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ところで、今朝の空ですが、なんとなく空の色が柔らかくなってきたように感じました。
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窓を開けると、冷たい空気が部屋に入って来ましたが、先日までの突き刺さるような冷たさとは違って、気持ちの良い冷たさでした。Jも鼻をクンクンさせていましたから、何か今までとは少し違う空気の匂いがあったのかもしれませんね。
by kazabana_am | 2011-02-02 21:13 | Book

最近読んでいる本

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先日六本木の青山ブックセンターに行った時に、文芸書コーナーの書棚に堀江敏幸さんという方の本がハードカバー、文庫とたくさん飾られていました。毎日のように本屋さんには行くので、たいていの作家さんの名前だけは見たことがあるのですが、この作家さん、この時まで存じ上げなかったのです。上の写真のカバーに惹かれて手に取ってみると、なんとなく私の好きなタイプの作品だったので、買いました。カバーの写真も著者が写されたものでした。家に帰って調べてみたら、芥川賞含め数々の文学賞を受賞されている作家であり仏文学者であることを知り、なんで今まで知らなかったのだろうと恥ずかしくなりました(本は好きですが、文学賞には興味がないということも知らなかった理由の一つかな?)。この後、数冊買い、家ではこのハードカバー、通勤時には文庫(おぱらばん、熊の敷石)というようにこの方の本3冊を並行して読んでいます。

フランスが舞台の作品が多いのですが、小説のようなエッセイのような、どう表現したらいいのかわからないのですが、読んでいるとモノクロの写真を見ているかのような感覚になります。澄んだ繊細な空気が伝わってくるようで、ほんの少し悲しくて、でも暗くはなくて。。。という感じ。

来週の火曜日に青山ブックセンターで「堀江敏幸先生の文学柔夜話(ぶんがく・やわやわ)というイベントがあり、最近読んだ本、絵画や写真のことなど、その時頭に浮かんだことがらふわりふわりとお話しされるそうです。行ってみようと思います。
by kazabana_am | 2010-12-02 20:22 | Book
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建築家宮脇檀さんの「最後の昼餐」。この本の帯には、「娘の結婚、還暦、癌の宣告。それでも、人生をよりよく楽しむ人でありたい。」とあります。最後の章で、癌の宣告を受けたこと、治療のことを書かれていますが、全体的に読んで楽しくイラストもとても素敵な本です。
by kazabana_am | 2010-11-26 21:12 | Book

錦繍

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とても若い頃に読んだ本ですが、秋になるとまた読みたくなります。宮本輝さんの作品は2,3冊しか読んでいませんが、この「錦繍」は繰り返し繰り返し読んでいます。運命的な事件がもとで、離婚した二人が紅葉に染まる蔵王で再会し、手紙のやりとりが始まり、孤独であった過去を埋め、再生していくストーリー。ハッピーエンドではないのですが、清々しい気持ちになります。再会するシーンで出てくる蔵王の紅葉、いつか見に行きたいです。
by kazabana_am | 2010-10-27 20:42 | Book

デューク

江國香織さん「デューク」はもともと「つめたいよるに」という短編集に入っていますが、山本容子さんの絵による絵本として1冊の本になっています。
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愛犬を亡くした人が読まれるとすごく悲しくなると思うのでお勧めしませんが、読み終わると、悲しくて涙ぐんでしまうものの、温かい気持ちにもなる不思議なお話です。人も動物も、出会いがあれば、必ず別れがあります。
わかりきったことであるけれど、その日のことは考えたくないです。だから、毎日毎日一瞬一瞬を大事に過ごしたいと思います。
by kazabana_am | 2010-10-08 21:26 | Book

表紙が素敵

子どもの頃から本が好きだったので、今でもほとんど毎日本屋さんに行きます。大型書店より、町の本屋さんが好きですが、普通の本屋さんが減って淋しいです。旅先で本屋さんに寄ると、その土地ならではの本もあって楽しいです。先日本屋さんに行ったら、表紙の写真が素敵な本に巡り合いました。
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翻訳者でもあり、日本版「フィガロ」のパリ支局長もされていた村上香住子さんの本でした。パリ時代の作家や女優さん達との華やかな交友録なので、さささと読めてしまいますが、パリに住んでいる気分になれました。
by kazabana_am | 2010-10-06 21:25 | Book