桜 - 懐かしい風景
2013年 03月 31日
JRの阿佐ヶ谷駅と井の頭線の浜田山間をつなぐミニバスに1年に1回ぐらい乗ることがあります。住宅地の中を走るバスなので、まるで自転車に乗っているような感覚で楽しいバスです。時間に追われない時はバスって楽しいですね。少し高いところから見る風景はいつもと違うように感じます。このバスに乗っていると、途中でとてもかわいらしい住宅地の中を通るのですが、これが「阿佐ヶ谷住宅」という昭和30年代に建てられた分譲住宅だと後で知りました。老朽化が進んだために再開発されることになり、間もなく解体されるそうです。
2階建てのテラスハウスと4階建ての四角い集合住宅から成る総戸数350戸の分譲団地で、テラスハウスは外壁が白くて、赤い屋根がとてもかわいらしい感じです。
道路と家の間に塀もなく、庭には花や木々が植えられていて、住宅と住宅の間には小道があり、都内の団地のイメージとは違います。
中央公園という団地内の公園には大きな桜の木がありました。私が住んでいたわけでもないのに、なぜかとても懐かしい風景でした。
もう誰も通ることのない玄関の脇には美しい椿が咲いていました。
人が住まないと家も庭も小道もどんどん荒れてしまいます。再開発でどのように変わるのでしょうか?近くに善福寺川が流れ、静かで緑が豊富な素晴らしい住宅地だったのでしょう。
この週末に、「奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅」という本を読みました。このテラスハウスをデザインしたのは、前川國男建築事務所で、前川さんの自宅は、小金井公園の江戸東京たてもの園で見ることが出来るそうです。江戸東京たてもの園には一度行ったことがあるのですが、前川邸のことは覚えていなくて、今度行ってみようと思います。
2階建てのテラスハウスと4階建ての四角い集合住宅から成る総戸数350戸の分譲団地で、テラスハウスは外壁が白くて、赤い屋根がとてもかわいらしい感じです。
道路と家の間に塀もなく、庭には花や木々が植えられていて、住宅と住宅の間には小道があり、都内の団地のイメージとは違います。
中央公園という団地内の公園には大きな桜の木がありました。私が住んでいたわけでもないのに、なぜかとても懐かしい風景でした。
もう誰も通ることのない玄関の脇には美しい椿が咲いていました。
人が住まないと家も庭も小道もどんどん荒れてしまいます。再開発でどのように変わるのでしょうか?近くに善福寺川が流れ、静かで緑が豊富な素晴らしい住宅地だったのでしょう。
この週末に、「奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅」という本を読みました。このテラスハウスをデザインしたのは、前川國男建築事務所で、前川さんの自宅は、小金井公園の江戸東京たてもの園で見ることが出来るそうです。江戸東京たてもの園には一度行ったことがあるのですが、前川邸のことは覚えていなくて、今度行ってみようと思います。
by kazabana_am
| 2013-03-31 21:56
| お花